2014年04月18日

マルウズラタマキビ

イメージ 1
2006年8月 大阪湾

イメージ 2
同日 殻には独特の模様がある


<分類>軟体動物門 腹足綱 高腹足類クレード タマキビ型類クレード タマキビ科
<和名>マルウズラタマキビ
<学名>Littoraria articulata
 
<大きさ・特徴>
殻長1センチぐらい。殻は丸っこくて角張らない。殻はクリーム色っぽい地色に、斜めにだんだんとずれていくような濃色の模様が並ぶ。よく似た種に南方系のヒメウズラタマキビ、カスリウズラタマキビがあるが、それらに比べると本種は背が低く縫合のくびれも弱い。
 
<分布・生息環境>
西日本に広く分布し、河口干潟から汽水域に生息する。河口部の護岸や石積みに付着していたり、汽水域のヨシ原周辺にも見つかる。タマキビよりも汽水寄りに出現する。
 
<同所的に見つかる生物>
タマキビ、クリイロカワザンショウ属、イヨカワザンショウ、シロスジフジツボ、コウロエンカワヒバリ、マガキ、ウネナシトマヤガイ


イメージ 3
2015年8月 大阪湾産 肉抜きした軟体、ペニスの形状
ラベル:練習用
posted by magokorogai2 at 16:17| 巻貝の仲間(腹足綱) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする